ベトナムの首都ハノイを訪れるなら、絶対に外せないのが「ホアンキエム湖」とその北側に広がる「旧市街(ハノイ36通り)」です。
近代化が進むハノイの中で、今なお古き良きフランス植民地時代の面影と、エネルギッシュなベトナムの日常が交差するこのエリアは、まさに「ハノイの心臓部」。
本記事では、丁寧な解説とともに、初めてのハノイ旅行でも迷わない観光のコツを詳しくお届けします。
1. ハノイの象徴「ホアンキエム湖」で歴史と癒やしを感じる
ハノイ市民の憩いの場であるホアンキエム湖(還剣湖)。ここには、15世紀に黎朝の太祖レ・ロイが神の亀から授かった宝剣で明を撃退し、その後この湖の亀に剣を返したという「還剣伝説」が残っています。
玉山祠(ゴックソン祠)を訪ねる
湖の北側に浮かぶ小さな島にあるのが「玉山祠」です。湖に架かる真っ赤な「棲旭橋(テーフック橋)」は、フォトスポットとしても大人気。
- 見どころ: 伝説の巨大亀の剥製が展示されており、その大きさに圧倒されます。
- 注意点: 寺院なので、露出の多い服装は避けましょう。
週末限定の歩行者天国
土日の夜になると、湖の周囲は大規模な歩行者天国に変わります。ストリートパフォーマンスや伝統的な遊びに興じる地元の人々で賑わい、ハノイのエネルギーを肌で感じることができます。

夜の観光地では日本と違った熱気に触れることが出来ます。
2. 迷宮のような「旧市街(ハノイ36通り)」を攻略する
ホアンキエム湖の北側に広がる旧市街は、1,000年以上の歴史を持つ商業区です。「36通り」と呼ばれますが、実際にはそれ以上の通りがあり、かつては通りごとに扱う商品が決められていました。
通りの名前の秘密
通りの名前の多くは「Hang(ハン=商品)」+「品物名」で構成されています。
- ハンガイ通り(Hang Gai): シルクや刺繍製品が集まる、お土産探しに最適な通り。
- ハンマー通り(Hang Ma): 祭事用品や紙細工が並び、中秋節やクリスマス時期は非常に鮮やか。
- ハンバック通り(Hang Bac): 銀細工の通り。現在もジュエリーショップが並びます。
散策のコツ:五感を研ぎ澄ます
旧市街は道が狭く、バイクがひっきりなしに通り抜けます。
- バイクの流れに乗る: 道路を渡る時は、走らず一定のスピードでゆっくり歩くと、バイクが勝手に避けてくれます。
- 路地裏(路地)に入る: 大通りから一本入ると、生活感あふれるハノイの日常に出会えます。

ベトナムで道路を横断するとき基本的に自動車もバイクも止まってくれません。不安な場合は近くにいる横断しようとしている人とタイミングを合わせて渡るのがコツです。
3. グルメの宝庫!旧市街で食べるべきローカルフード
旧市街歩きでお腹が空いたら、ハノイ発祥のグルメを堪能しましょう。
- ブンチャー(Bun Cha): 炭火焼き豚肉のつけ麺。オバマ元大統領が食べたことでも有名です。
- エッグコーヒー(Egg Coffee): 卵黄を泡立てたクリームをコーヒーに乗せた、ティラミスのような味わい。「Cafe Giang」が元祖として有名です。
- バインミー(Banh Mi): ベトナム風サンドイッチ。旧市街には行列のできる名店がひしめいています。
4. ショッピングとマッサージで旅を締めくくる
雑貨天国でお土産探し
旧市街には、センスの良いプラカゴ、刺繍ポーチ、ベトナムコーヒーなどの雑貨店が凝縮されています。特にホアンキエム湖北側の「ハンガイ通り」付近は、質の高いショップが集まっています。
疲れたらフットマッサージへ
歩き疲れたら、旧市街に無数にあるマッサージ店へ。30分〜1時間程度のフットマッサージが格安で受けられ、観光の合間のリフレッシュに最適です。

お土産にはベトナムコーヒーがおススメです。価格も手ごろで小袋になっているので配りやすいです。
5. 観光時の注意点とアドバイス
- スリに注意: 観光客を狙ったスリやひったくりがゼロではありません。バッグは体の前に持ちましょう。
- ぼったくりタクシーを避ける: 移動は配車アプリ「Grab」を利用するのが最も安全で確実です。
- 水分補給を忘れずに: ハノイの湿度は高く、体力を消耗しやすいです。こまめにカフェで休憩を挟みましょう。

他の記事でも書いてますがトラブル防止の為にタクシーは基本的に配車アプリを利用することをお勧めします。
まとめ:ハノイの魅力は「カオス」の中にあり
ホアンキエム湖の穏やかな空気と、旧市街の混沌とした活気。この対極にある二つのエリアを巡ることで、ハノイの真の魅力を発見できるはずです。
スマホを一度ポケットにしまい、目の前を流れる景色、漂う料理の匂い、バイクの喧騒を楽しんでみてください。きっと、忘れられない旅の1ページになるでしょう。

