ベトナム・ホーチミン「戦争証跡博物館」を訪れるべき理由:見どころと注意点を徹底解説

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ベトナム最大の都市ホーチミンにある戦争証跡博物館(War Remnants Museum)。ここは、ベトナム戦争の凄惨な記録を後世に伝える場所として、世界中から多くの観光客が訪れるスポットです。

今回の記事では、これから訪問を検討している方に向けて、博物館の見どころ、所要時間、そして訪問前に知っておくべき注意点を詳しくご紹介します。

1. 戦争証跡博物館とは?

戦争証跡博物館は、1975年に開館したベトナム戦争に関する展示を主とする博物館です。かつては「米軍罪悪証跡展示館」と呼ばれていたこともあり、その展示内容は非常に衝撃的で、戦争の残酷さを包み隠さず伝えています。

JTBのホーチミン観光ガイドでも、市内観光の必須スポットとして紹介されており、歴史を学ぶ上で欠かせない場所となっています。

2. 屋外展示:巨大な戦闘機と戦車

敷地内に一歩足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのが、実際にベトナム戦争で使用されたアメリカ軍の戦車、戦闘機、重火器です。

  • F-5A戦闘機UH-1ヘリコプター:圧倒的な存在感があり、当時の軍事力の差を視覚的に感じさせます。
  • 「虎の檻(タイガーケージ)」の再現:政治犯が収容されていた狭い檻やギロチン台も展示されており、戦争の負の側面を突きつけられます。

3. 屋内展示:枯葉剤の影響と報道写真

建物内の展示は、階ごとにテーマが分かれています。

枯葉剤(エージェント・オレンジ)の恐怖

2階の展示で最も衝撃的なのが、枯葉剤に関するセクションです。散布された化学兵器が、当時の兵士や住民、そしてその後の世代にどのような影響を与えたのか。写真や標本を通じて、言葉を失うほどの事実が突きつけられます。

沢田教一氏をはじめとする報道写真

3階には、日本人フォトジャーナリストである沢田教一氏石川文洋氏らによる、最前線の写真が展示されています。「安全な場所から撮られたものではない」ことが伝わる写真の数々は、当時の緊張感をリアルに伝えています。

4. 訪問時の注意点:メンタルへの影響

この博物館を訪れる際、最も注意すべきなのは、「展示内容が非常にショッキングである」という点です。

  • お子様連れの場合:刺激が強すぎる展示もあるため、親御さんの判断が必要です。
  • 体調管理:冷房は効いていますが、展示の重みに当てられて気分が悪くなる方も少なくありません。適度に休憩を挟みながら見学することをおすすめします。

5. 基本情報とアクセス

スムーズな観光のために、トリップアドバイザーの最新レビューなどで開館時間を確認しておくことをおすすめします。

  • 住所:28 Vo Van Tan, District 3, Ho Chi Minh City
  • 所要時間:じっくり見るなら2〜3時間、さらっと見るなら1時間程度。
  • 入場料:大人40,000ドン(約240円)程度 子供(6歳〜15歳): 20,000ドン※2026年時点
  • 営業時間:7:30 〜 17:30(利便性向上のため電子チケット(オンライン予約)の導入が進んでいます。混雑を避けるため、事前に公式サイト等で状況を確認することをお勧めします) 

まとめ:平和を考えるきっかけに

ベトナム戦争の傷跡を目の当たりにすることは、決して楽しい体験ではありません。しかし、今私たちが享受している平和の尊さを再確認するために、ホーチミン観光で最も訪れる価値のある場所の一つだと言えます。

筆者も次にベトナムを訪れる際にはぜひ立ち寄ってみたい場所の一つです。


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