こんにちは六道HTです。
ベトナム人との交際が順調に進んでくると見えてくるのが結婚です。 「そろそろ恋人と、結婚したい」
「国際結婚って、手続きや生活が大変そうなイメージがあるけれど実際はどうなの?」などの想いや疑問・不安が付きまとっている方も多いと思います。
愛があれば大丈夫!と言いたいところですが、国境を越える結婚には、日本人同士の結婚とは異なる「特有のハードル」が存在します。
そこで今回は、ベトナム人との交際歴5年で結婚を間近に控えている筆者がベトナム人との国際結婚を考えている方が直面しやすい3つの壁と、それを幸せに乗り越えるためのヒントを詳しく解説します。
1. 家族との深すぎる(?)付き合い
ベトナム文化において、家族の絆は日本人が想像する以上に強力です。「結婚は二人だけのもの」ではなく、「家族と家族の結びつき」という側面が非常に強く出ます。
- 直面する壁: 日々の家族との電話、ご両親への仕送りは想像されている方も多いと思います。さらにはイベントごとの帰省を促されます。とりあえず「旧正月のテトと呼ばれる行事には帰ってきなさい」などです。
- 乗り越え方: 最初は戸惑うかもしれませんが、「相手の家族を自分の家族のように大切にする」姿勢を見せることで、相手からの信頼は絶大なものになります。あらかじめ、自分たちが送れる仕送りの範囲や、帰省の頻度について二人で話し合っておくことが大切です。
筆者の現状は私がいるときに電話している場合には必ずご両親に挨拶します。また結婚した際は彼女は毎年帰省したいとの事でしたが筆者は3年に一度の帰省でとりあえず約束を取り付けています。
2. 複雑な「書類手続き」の壁
筆者も今、まさにそうなのですが国際結婚で多くのカップルが最初に不安に思うのが、出入国在留管理局(入管)への申請や婚姻届の手続きではないでしょうか?
- 直面する壁: ベトナムから独身証明書や出生証明書を取り寄せたり、それに日本語訳をつけたりと、とにかく手間と時間がかかります。また、「偽装結婚」を疑われないよう、二人の交際履歴(写真やチャット履歴)を証明する資料作成も必要です。
- 乗り越え方: 「大変な作業を二人で乗り越える共同作業」と捉えましょう。不安な場合は、国際結婚に強い行政書士などの専門家に相談するのも一つの手です。早めに準備を始めることがストレス軽減のコツです。筆者は彼女と一緒に翻訳しました。
ここで結婚に向け筆者が実際に役所へ問い合わせを行い調べた手順をご紹介します。
1. 駐日ベトナム大使館での手続き
まず、ベトナム人配偶者の「結婚できる資格があること」を証明する書類を取得します。
- 取得書類: 婚姻要件具備証明書(独身証明書)
- 場所: 駐日ベトナム大使館(東京)または領事館(大阪・福岡など)
- ベトナム側の必要書類例: パスポート、出生証明書、ベトナム本国の婚姻状況確認書(独身証明書)、在留カード、日本での独身証明書、住民票など
- 日本人側の必要書類例:パスポート、戸籍謄本など
- ※筆者はご家族への挨拶ついでにベトナムで彼女の出生証明書と独身証明書を取得してきました。
- ※婚姻要件具備証明書(独身証明書)は必要となっておりますが自治体によって違います。筆者の住所登録のある自治体では婚姻具備証明書が必須でしたが彼女の住んでる自治体ではベトナムで発行された独身証明書でOKとの回答でした(実際に両方の自治体に現物を確認してもらっています)。
2. 日本の市区町村役場での手続き
大使館(またはベトナムで直接入手)で書類が揃ったら、日本の役所に婚姻届を提出します。 ※役所への提出日が決まっている場合は、事前に提出予定書類を役所に持っていき確認をしてもらいましょう。いざお目当ての日に持って行ってダメでしたでは想定していた記念日を逃すことになります。
- 提出書類:
- 婚姻届(証人2名の署名が必要)
- 日本人: 戸籍謄本(本籍地以外で出す場合)、本人確認書類
- ベトナム人: 婚姻要件具備証明書(および日本語訳文)※もしくは独身証明書(および日本語訳文)、出生証明書(および日本語訳文)、パスポート(および日本語訳文)、一応在留カード
- 完了: 受理されると、日本での婚姻が成立します。このとき「婚姻届受理証明書」を取得しておいてください。
3. 駐日ベトナム大使館への報告(ベトナム側の登録)
日本での婚姻成立後、ベトナム側にも報告が必要です。
- 必要書類: 婚姻届受理証明書、戸籍謄本(婚姻の記載があるもの)、お二人のパスポートなど
- 完了: ベトナム側でも婚姻が登録されます。
重要:配偶者ビザ(在留資格)への変更
結婚手続きが終わっただけでは、日本に住み続ける資格は変わりません。引き続き日本で暮らすためには、出入国在留管理局で手続きが必要です。
- 申請内容: 在留資格変更許可申請(例:技能実習や特定技能から「日本人の配偶者等」へ)
- 審査のポイント: 偽装結婚ではないことの証明(交際写真、通話履歴、SNSのやり取りなど)が非常に重要視されます。
- 注意: 現在の在留資格(ビザ)の期限が切れる前に申請を行う必要があります。
※上記は2026年2月現在確認した手順です。具体的な必要書類は、提出する役所や大使館によって微調整される場合があるため、事前に電話等で最新情報を確認することをお勧めします。
3. 「当たり前」が違う、文化と価値観の壁
生活習慣や金銭感覚、子育ての方針など、育ってきた環境が違うため「普通はこうでしょ」が通用しません。
- 直面する壁: 例えば、時間の感覚(ベトナム・タイム)や、人前での愛情表現、家事の分担など。
- 乗り越え方: 大切なのは「察してほしい」を捨てることです。日本の常識を押し付けるのではなく、「自分の国ではこう考えるけど、あなたの国ではどう?」と、異文化を楽しむ余裕を持ちましょう。違いを否定せず、「新しい発見」として面白がることが、円満の秘訣です。
正直、結婚まで進んだカップルですのでお互いに尊重しあい文化や言葉の壁も乗り越える術を身に着けていると思いますのであとはさらに愛を育んでいただけたらと思います。
まとめ:壁を乗り越えるたびに絆は深まる
国際結婚の壁は、決して「マイナス」なことばかりではありません。一つ一つの問題を二人で話し合い、解決していくプロセスこそが、他のカップルにはない「強固な絆」を作ってくれます。
「この人と一緒にいたい」という純粋な気持ちを大切に、一歩ずつ進んでいきましょう。
筆者は2026年2月現在入籍に向けて準備中ですのでまた詳細は別の記事で触れようと思います。

